金言−574:従業員の喫煙を嫌う

星野リゾートが従業員採用ページで喫煙者の採用をしないと明記しています。
喫煙者の採用は企業競争力を弱めると社長がメッセージを発信しています。
理由は1)作業効率2)施設効率3)職場環境の3つの要素とのことです。

西武鉄道の堤帝国が平清盛並みに絶頂期の頃、傘下リゾート事業所で従業員の喫煙
を厳禁するという社長指示事項が発せられたことがあります。
1)社員の禁煙
2)喫煙者は採用しない
3)出入り業者の本社施設内での喫煙禁止

星野リゾートの社長のメッセージより40年も前の業務命令ですが、当時は嫌煙の法
的裏付けはなく、受動喫煙など健康被害というよりはオーナーの所有物が使用人の
吐く紫煙で汚れることと火災の危険を嫌ったためと思われました。

ところが、絶対的な権力をもつカリスマオーナーの禁煙命令は、残念ながら本社の
堤家の家来・旗本である幹部社員の間では暗黙の了解として、屋外での喫煙はお構
いなしでした。喫煙する新入社員もいました。

大手広告代理店と同様、縁故採用が多く、嫌煙は政財界向けにオーナーが演じたリ
ップサービスの一つにとどまりました。

チュウインガムを輸入禁止にして観光地の美化を保全しようとする東南アジアの国
とか外国人の自国公共施設(空港など)での喫煙を官憲が厳しく取り締まるチャイ
ナとかあります。我が国でも歩行中の喫煙を条例で規制している地域がありますが
先進諸国ほど厳しいおとがめは受けないようです。

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