202503-36:責任を取る件

部下の粗相は上司の責任といって上司が責任をとるからということで着手した案件が不成りとなることがよくあります 損失が発生した場合に当初の約束が守られる場合の部下は幸運です 上司が責任を取らなければ会社は尻尾を切るのが世の中の定説です

稟議決裁も同じです 社長に稟伺い承認された案件が赤字となったとき責任を取るのは稟議書の右端の担当者と相場は決まっています
大手警備会社の社長に教わったことがあります 
会社というのはそういうもので 社長が責任を取ったら首がいくつあっても足りないということです。

例外はもちろんあります
ある同族会社では従業員による重大な損失の責任は 入社時に新人教育をした事業所の責任者が責任を問われました 会社に損害を与えるような従業員を育てたこと上司が悪いという理屈です この会社は縁故採用が多く子供の不始末は親族にも影響が及びました

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