202006-265:形のあるものはできる限り手放す

形見として残すより、故人を見送るためには、形のあるものはできる限り手放すことも大事
20年ほど前に父を送った際、記念のモノがほとんど燃えないゴミとして処分されました。もっとも意外で、目から鱗が落ちる学習内容は、ホールインワンのトロフィー2個の処分でした、だれも形見分けで欲しがりませんでした。結局、換金できるものが法定相続人たちに分配されました。弟は金杯、私は銀杯を手にしました。高そうな革ジャンは叔父が着るといってもっていきました。叔母は祖父の小判があるはずだといいましたが、当時は見つかりませんでした。まだらボケになった晩年の父がだれかにあげたのだろうということで一件落着。親族のだれかの桐ダンスの引き出しの中にありそうです。
形あるのは銀杯。最近は酒を嗜まないので、きれいに磨いて元旦に食卓に飾ります。今年の春彼岸は中華ウイルス感染拡大で自粛しました、秋彼岸は第2波で大変なことになっているかもしれません。
何はともあれ、先のことはだれもわかりません。stay homeかstay alert で嵐が通り過ぎるのをじっと待つことになります。

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