金言-164:「おめでとう」パワー

営業で契約が取れたときに、社内で「おめでとう」と声をかけられてやる気がなくな
る人はいないでしょう。世の中、斜に構えて、ご自分にヨイショしてくれる部下しか
評価しないという、どこの組織にも生き残っている「種嶋太郎左衛門」。たとえ、薄
ら笑いを浮かべたこの人から「おめでとう」といわれても、うれしくなってしまいま
す。この一言を聞いたそのときだけは、まただまされてしまいます。

まただまされてもいいと思わせるこの言葉には、強力なパワーがあります。
毎日、「おめでとう」という言葉が発せられる職場は、お祭りになります。毎日、「
おめでとう」と喜びを共有できる成功事例が増えていくのですから、この集団に勢い
がついてきます。勢いは簡単には止まりません。この勢いは、小さくても強いうねり
となって「多数決で絶対少数でも拒否権を発動」するような輩の足もすくい、流れに
のみこんでいきます。「おめでとう」と声をかけあう職場はお祭り気分でもりあがり
、小さな成功でも大きな成果へと導いてくれます。人を信じる者が集まる集団となり
ます。「信じる者」と書いて「儲ける」と読みます。

もちろん、人の不幸は蜜の味とうそぶいている人は勝組から退場していただきます。

◆あとがき

正月気分に区切りをつける連休です。11日からは新たに設定した目標を達成してい
く1年が本格的に始まります。夢は見るもの、目標は達成するもの。楽しみながら、
がんばりましょう。

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