金言-955:コンビニ強盗撲滅作戦

2月24日から開催予定のNWCバルセロナ2020-モバイルワールドコングレスはエリクソン、NVIDIA、Amazonなどに続きソニーも出店取りやめ開催中止となりました。東京2020も延期の風評。強権を持つ興行主のIOCはテレビ放映権を先取りしているので、観客なしでもスポーツイベントを催行するかもしれません。場所貸しの東京都には拒否権もないことは周知の事実です。永年当然とみなされてきた世の中の仕組みが、今回の中国発の新型コロナウイルス感染拡大で変わりそうです。
中国の工場が操業停止、出荷もなし、イベントも中止。でも消費者の需要が消滅したわけではありません。アナログな商いはウイルス感染で嫌われ、代わりにデジタルで非接触の取引が著しく増加・拡散することでしょう。スーパーの買い物をスマホ決済にすれば、レジで紙幣やコインについたウイルスに接触しないですみます。カードレスのクレジットカードもまもなくデビューします。商品も人込みの中でショーケースからピックアップするとウイルスもついてくるとけん制されオンラインショッピングに移ります。
電子決済になると、消費者はかならず引き落とし口座を開設し預金することになります。これは金融業者に追い風です。消費者が現金のみで買い物をすると銀行にカネが溜まらなくなりますので、スマホ決済は国民のカネをタンスから金融機関に移す効果が期待されます。
また、コンビニで現金を扱わなければ、レジの現金を狙うコンビニ強盗も出番がありません。いいことづくめの、楽しみな近未来です。

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