201904-135:魔が差した一瞬のできごと

しりもち

1昨日、ベランダに干したはずのひざ掛けがなくなっていました、どうやら風でとばされたようです。
そこでベランダから外に飛び降りました。魔がさした一瞬でした。
2メートル弱と思った高さがそうではなく、飛び降りた瞬間予想外に高いことがわかりました。
コンクリートの地面にしりもちをつき、腰に激痛です。
しばらく動けなくなりました。
幸い頭は打っていないのと、腕と膝はぶつけていないので腰の痛みだけでしたが、激痛です。
横をむいたら、ひざ掛けは30メートルほど先に見えました。
とにかく目的は達成です。
起き上がると、ベランダの手すりまで3メートル弱あり、1メートルほど読み間違えていました。
カベの隙間をつかってなんとか手すりまでよじ登り、腕に過度な負担をかけないように慎重に壁を越えてベランダに戻りました。
次は痛みの問題です。
非常に痛いですが、歩けたので骨折ではないと自己判断し、とりあえずいつもの整体の先生に診てもらいました。
骨盤にヒビや骨折はないとのことで、氷で冷やして最初の48時間の腫れを最小限に抑えることになりました。
もちろん、腫れと痛みがひどくなれば専門医でレントゲンをとることになると脅かされました。
その48時間がまもなくやってきます。どうやら最悪の状態にはならなかったような気がします。
ルーティンのデスクワークも中1日で再開できました。
それにしても、飛び降りた瞬間、なぜだと思いました。着地するはずの地面がなく、その後に激痛です。
なぜベランダから飛び降りたのか、あれは魔がさしたというのが後講釈です。
あの時、仰向けに倒れて、目を開けると青空でした。
動けなくてじっとよこになっている間、こんなふうにあっけなく幕が閉じるのかとふと思いました。
とにかく、2度の大震災ではかろうじて直接の被害を免れ、今回も寝たきりにならずにすみました。
3度目は助からないと思っていますが、今回は3度目ではなかったということになります。

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