金言-110:営業の秘訣

1)オーナー:ベンチャー企業の創業者

2)営業の秘訣
「Quick-Response/Quick-Action」です。能書きは後でつけるものです。

3)期限

日本アイ・ビー・エム株式会社から子会社に出向して、代表取締役副社長 営業担当をされた営業マンが、部下を集めた営業本部全体会議で「期限」についてコメントしました。「お客さまの指定する期限というのは、遅くともこの日までにということで、遅延は言語道断、1日でも早く回答なり、納品をしなくてはいけない。これが顧客満足度を高めることになり営業力強化につながる。」

4)先週の事例:海外顧客向けの資材調達案件

23日(火)祝日:

 5:55AM(祝日の早朝)、メール着信。
   用件:海外から顧客が来日している。資材調達の件で午前中に会いたい。
   通訳を同伴してほしい。

 6:30AM、メールを読み、通訳を手配。

 7:00AM、メールと携帯で先方に場所と時間を問い合わせ。

 8:30AM、携帯に連絡あり。11:00AMに千葉市内で会うことになる。

 11:00AM、通訳同席で、輸出用資材調達案件の打ち合わせ。年末年始は動き

       がないことを前置きして、納期を確認。先方は急がないとの返事。

24日(水):資材メーカーにアポ取り。

25日(木):仕事納め前日

 AM:複数社を訪問し見積もり依頼。メーカー側より仕様に関する質問あり。

 PM:発注元へ進捗報告、質問事項への回答依頼。

26日(金):

 AM:発注元より質問の回答あり。メーカーに回答転送。

 PM:メーカーおよび発注元から状況確認の連絡あり。進捗状況を報告。

補足:祝日の早朝、当日会いたいとの急な呼び出しに対応し、案件が発生しました。年末年始なので日本の企業は年明けでないと動かないので、見積は年明け1月中旬になることで、了解してもらいました。結果的には、見積をとるのに3週間近くかかるのですが、年末なので「そのうちに連絡する」という猶予を関係者に与えず、案件は発生後、直ちに処理、進行中であることを印象付けることができたと思われます。

◆あとがき
昨日は東京で初雪。イランの大地震で犠牲者数千人。米国産牛肉はBSEで輸入禁止。年末に、あわただしくいろいろなことがおきています。

来年もひきつづきプラス思考で、運を金に替えていきましょう。決断力の無い人には金運はないそうです。決断には間違いはあっても失敗はありません。2つの選択肢がある場合、どちらを選んでもいい結果がでます。ただ成功するまでの時間に差がでるだけなのです。失敗とは決断しないことです。損切りしなければ、いつまでたっても評価損をひきずります。最終決裁者が認否保留をしてはいけません。

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