金言-87:エレファント症候群

1)オーナー:米国人カウンセラー

2)象の調教方法

「エレファント症候群」という言葉はインドで生まれました。インドでは捕獲した象を調教するときに、まず頑丈な竹につなぎます。象は竹を揺さぶり何とか引き倒して逃げようと悪戦苦闘します。結局この努力が無駄だとわかると、もう抵抗することをあきらめてしまいます。

象がいったん逃げられないと観念すると、次に地面に小さな杭を打って細いロープで足を縛ります。すると象は逃げません。逃げられるのに、逃げようと思わなくなるのです。

3)メンタル・ブロック

逃げられないという潜在意識が、無意識に反応し、逃げようとする願望にストップをかけるのです。これをメンタル・ブロックといいます。

このブロックを解除する方法は、潜在意識への働きかけがポイントです。心身をリラックスさせて、想像力を発揮して自分の中に成功のイメージを明確に浮かび上がらせることが肝要です。自分が成功する場面を言葉にして発したり、具体的なイメージを紙に書いたりすることで潜在意識に働きかけます。

「修行するぞ、修行するぞ」と繰り返し唱えることも自分自身を説得するのに効果がありそうです。

◆あとがき

昨夜、津波さんから聞いた話の一部を紹介します。
「新聞記者と犬とxxミサイルは共通点がある」
それは「逃げる者を追いかける」ということです。

この話の前後は、ビール、老酒、イタリアンワインと、おいしい家庭料理にまぎれて、すっかり忘れてしまいました。奥様とお嬢様に御礼申しあげ、読者の皆様には、お詫びいたします。

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