金言-61:ベンチャーのフットワーク

1)オーナー:ベンチャー経営者

2)バックグラウンド
1966年高校卒業、町工場に就職。特技がないとだめだと一念発起、大学に入学しドイツ語を学ぶ。1971年商社にはいり、7年間ドイツデュッセルドルフで海外駐在を経験する。この間に英語ドイツ語を使ってヨーロッパを中心としたビジネスチャネルを作る。その後、リストラに遭い、1995年独立。資本金300万、年商2.5億、社員8名。

3)得意分野
欧米の一流ブランドではあるが、日本で成功していない製品を日本で流通させる。製品のクオリティは、海外で実証済みである。しかし海外で売れているからといって、日本で売れるわけではない。最近は、なりふりかまわずニッチのビジネスチャンスを大手企業も狙い始めている。大手企業は、小回りがきかず、意思決定に時間がかかり、またリストラにも時間がかかっている。ここにベンチャーが活躍できる隙間が依然として存在する。

4)フットワーク

ベンチャー企業の経営者は、雇われ社長ではないので、仕事をさぼらない。また、「岩陰の大将」でもない(部下に突撃させて自分は岩陰に隠れている上司)。年に10回は海外に行き、新製品情報を仕入れる。勝てる戦略をたて、負ける戦いはしない。異文化をENJOYする。海外取引では日本の生活、商習慣を外人に押し付けない。とにかくモチベーションは高いし、責任感は強い。自分がやらなければだれもやらない。

5)アドバイス
独立を考えている方へ。
3年間収入無しでも暮らせるたくわえが必要。
3年前から準備する。
得意分野で勝負する。
サラリーマンは解雇されるまでなるべく辞めないほうがいい。

◆あとがき
昔放送された、「平将門」をテーマにした大河ドラマでの最終回、連戦連勝の将門軍が名門の藤原一族との決戦で勝利を目前にしたシーンがありました。大勝利を目前として、馬にまたがった将門が、敵の大将に襲いかかります。その一瞬、突然のつむじ風にあおられて将門の馬が怯みました。次のシーンでは、雑兵の放った矢のひとつが将門の眉間を貫きました。
ドラマだからといって史実を変えるわけにはいかないので、将門は結局負けるわけですが、IFを感じさせる上手なエンディングでした。
サンリオキャラクターのバッドばつ丸なら、「残念だったな」というところです。

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