金言−836:生きるのをやめる

過去200年間、人の平均寿命は伸び続けてきました。そこから導かれる予測は2107
年には主な先進国では半数以上が100歳よりも長生きするということになります。

団塊の世代の生き残りは100年寿命のさきがけとなるのかもしれません。
ただし、生き続けるにはカネが必要です。
生まれてから20年学習して、40年働いて、残りの40年を無収入でも暮らせる、それ
ほど蓄えられる人は一握りの幸運な人たちです。団塊の世代は幸運にも年金が支給
されていますので、多額な負債を負うことなく、収入に見合うシンプルな暮らしが
できれば何とか食い繋いでいくことができます。次の世代は年金もあてにならず、
生活費は自分で稼がなければいけないので生涯現役となるのでしょう。

もしかしたら、まだ物理的には生存可能な身体を維持していながら、明日からの生
活費が枯渇したので生きるのをやめるという選択肢が合法となるかもしれません。

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