金言−651:お世話になったバーバーのマスター

1000円から1900円程度のチェーン店が繁盛する中で、住宅街で営業している床屋さ
んの前を通ると、ほとんど開店休業状態の店が多いのに気がつきます。
タオルの洗濯を外注していない店は干しているタオルの量で来店客数が想像できま
す。会社勤めを始めてからマスターが引退するまで、ずっと通った床屋さんがあり
ました。マスターは引退するときに、常連客にいろいろな記念品を配りました。
永年の貢献により記念品を2個いただきました。その時、マスターがもらした一言
を覚えています。
「床屋は景気の影響を受けない。不景気でも髪は伸びるし、景気が良くても髪がた
くさん伸びることはない。好景気の時は地味な商売になる。」
マスターが現役時代は、低価格のチェーン店が市場に登場していない頃だったので
、当時の町のタバコ屋さんと同じように、常連客がいて経営は安定していました。
昨今、安くて30分ほどで調髪ができるチェーン店が増え、1時間以上かける4000円
弱の町の床屋さんは閑古鳥が鳴いています。でも廃業しないのは、本業ではないか
らのような気がします。賃貸住宅の大家さんが1階に店をだし、主たる収入は家賃
収入という床屋さんが、節税効果も期待して営業しているので廃業することもない
というケースが多そうです。マスターが引退すると閉店です。

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