金言−784:ブラック従業員@ブラック企業

昨今ブラック企業とかいって、長時間労働と低賃金の職場が非難され若年層に嫌わ
れていますが、こういう職場は昔からありました。
昔は、低賃金で長時間は当たり前でした。それが今では借金してまで経営者は従業
員に都合のよい環境を用意しなければならなくなりました。
なんか変だと思います。
売り上げの少ない職場では賃金も正比例して低額にするべきなのに、それがむずか
しくなりました。おまけに税金を払うとランニングコストが不足するという会社に
も国は容赦なく徴税します。
そういう中で、経営者は人手不足で営業時間を短縮したり店舗を閉鎖したりしてい
ます。
そして、とにかく店番がいないと困るで、悪さをする従業員でもしかたなく黙認し
て社業を継続しようとします。
そういう悪さをする従業員は、自分から辞めると口にださない限り解雇されないと
高をくくっています。ブラック企業で暮らすブラックな従業員が増えてきました。
これがブラック企業の経営基盤をますます脆弱にしています。
結局ブラックはブラックに潰されることになります。

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