金言−521:高級フランス料理レストランのウェイター

高級フランス料理レストランのウェイターは、ホストクラブでも生き残るかもしれ
ません。

常連客にかわいがられるウェイターは、常連客のプライベートの場に呼ばれるよう
になります。
やがて常連客と同じ高級品を身につけ始めます。ヴィトンのバッグ、デュポンのラ
イター、ロレックス、白金ゴールドフレームの眼鏡、イタリア製の靴など、ウェイ
ター業務で身につける私物が洗練されたモノになっていきます。もちろん、ホテル
マンは、指輪・ネックレス・イヤリング・アンクレット着用はご法度です。

ベテランのウェイターは、お客さまからいただく金品が、給料を上回ります。チッ
プも高額になり、通勤にタクシーを使っても、給料はそのまま残るくらいです。

シェフと似ているところがあります。
おいしい料理は痩せた貧弱な体格のシェフに作ってほしくはありません。同様に貧
相なウェイターには、食べる楽しみをサービスすることはできないでしょう。
高額な料理には、それなりにカネをかけたウェイターのサービス料が含まれている
からです。

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