金言−810:異物混入

いつの世にも、人が集まるところには抵抗勢力、異分子というか異物というか、流れに逆らう者がいます。
カリスマリーダーが率いる勢いのある組織は、混入した異物を自浄作用で排泄します。おおらかな企業風土の会社は混入した異物も同化し呑みこんでしまいます。
儲かっていない会社では異物混入は命取りになりかねません。内部告発とかいって低賃金でブラックな労働環境をリークします。儲かっている会社の従業員の生産性に比べはるかに劣っているのにもかかわらず、他と同じ待遇を要求します。不平等だといいます。単位時間あたりの利益貢献額が違うのに、対価の絶対値を同じにするのはいかがなものかと思います。
対岸の火事の立場のコメント屋さんなら、こういうかもしれません。
対抗勢力がいないと組織の抵抗力が鍛えられない。無菌状態の組織は免疫力が弱くなる。
自分なりの経験では、弱体化すると体内に取り込んでいた毒物が悪さを始め、本体をむしばみはじめ、ついには重篤な危機に陥ることになります。異物混入は拒否したほうがいいのであります。

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